世界テロ戦争―スーパーグラフィックス (Sapio mook) 著:惠谷 治

地図や図版をメインに置いた国際問題のガイド。
中東や北朝鮮などが絡んだ事件などを、地図上で発生地や時間に合わせて解説文を配置している。
なので、地図がカラフルなせいもあり時系列を追っていくのは解りにくく面倒だが、地理的な把握をするのには向いているので、他の解説本などと併用するのが良いだろう。
また後半はタイトルとは違い、日本国内の自衛隊解説や大東亜戦争の戦後処理など、水増し感はあった。
元々は雑誌に掲載されたものをまとめたらしいので、そのあたりのちぐはぐさが出たのだろう。